ぼくはアンチ引き寄せの法則

この世界は人々の思考やイメージによって作られているそうだ。
引き寄せの法則というのは、自分の内側にある思考やイメージを引き寄せるということ。

《今の僕を作り上げたイメージはなんだろう?》と考えて頭に浮かんだ言葉は『惨め』という言葉だった。
それから何日もかけてポジティブな言葉でネガティブなイメージを塗り替えようと努力してみたけれど、惨めな挫折感が蓄積してゆくだけであった。

 ゴミとガラクタが溢れた部屋をネズミが駆け回る。

昼間は引き寄せを意識しながらポジティブな気持ちで過ごしても、部屋の扉を開けた瞬間に全てが台無しになる。
ゴミとガラクタが溢れた部屋をネズミが駆け回る。
まともな人間が暮らすような部屋ではない。

元々、片づけや掃除が得意ではなかったのだが、数年前に彼女と別れてから急加速で部屋の中が荒れていった。
汚部屋の住人というのは、ある一線を越えたことで片づけに対する諦めの境地に達してしまった人々だと聞いたことがあるだが、僕の場合には彼女との別れのショックによって一線を越えてしまったのだろう。

そして引き寄せの法則を活用して、現在進行形でイメージしてワクワクしながら感謝したって部屋のガラクタとゴミはなくならない。ネズミは元気に駆け回る。

 

怒りと悲しみと惨めさ・・・。

ある日の夕方に帰宅すると、ネットで取り寄せて楽しみにしていた関東ではレア物のカップ麺がネズミに食い荒らされていた。ネズミ害を防止するためにプラ製の保存ケースに入れていたのだがケースに穴を開けられてしまいケースの中に入れてあった食料を食い荒らされたのだ。カップ麺だけじゃない。大切なレトルトカレーのコレクションまでもが食い荒らされたのだ。

怒りと悲しみと惨めさ・・・。大切な食料と一緒に僕の心もグシャグシャになった。

引き寄せの法則では、頭の中でモヤモヤと思い浮かべたイメージが深層意識に作用して実現するというけれど、実際に《目で見て》《手で触れた》現実のほうが協力にに深層意識へと作用するのではないだろうかと疑問に思っているのです。

「ああ、もうダメだ。まともな人間の生活じゃない」
「引き寄せの法則なんてやめだ!ゴミを捨てよう!!汚部屋から脱出するぞ!」

始めに僕が集中するべきことは部屋に溢れたゴミとガラクタを捨てること。身の周りを片づけること。 

片づけを開始する。

部屋に散らばるゴミやガラクタを拾い集める。
たったこれだけなのに・・・。
丸一日をかけて集めたゴミは75リットルサイズのゴミ袋1つ分しかなかった。
自分自身でも不思議なくらいに作業が進まない。作業開始から10分もすると、なんだか体が重く怠くなってくる。さらに猛烈な睡魔に襲われたりして、なんども休憩を入れながら作業を行った結果である。

 

そういえば…。

最近になって、部屋の片づけをサボっている。

これじゃ、いかんのだ!

明日からは、ちゃんと続けるし、ブログも書く。